トーノ・ゼロ中将は、既に中将昇進を果たしたので、任務を積極的に行う必要性はありません。
しかし、ランコ准将の妹分、アズミ大尉の少佐昇進の手伝いを行うために任務を行い、それは達成されました。その後も任務を続けたのは、次クールでのアズミ少佐の中佐昇進を早めるという意図しかありませんでした。他にやることもないしね。
延長だ! §
ところが、もしかしたらと思いつつも無いという前提でいた延長が確定しました。
すると、非常に悩ましい誘惑が発生します。
つまり、アズミ少佐の今クール中の中佐昇進の可能性が出てくるのです。
それは計算上、絶対不可能というわけではありません。
アズミ少佐の第12週開始時点での勲章は64。
第11週で稼いだ勲章は64-6=58。
終戦では最低勲章5が獲得できます。
仮に、第12週と第13週に同じ勲章を稼いだとすると、64+58+58+5=185となり、中佐の昇進条件170を超えます。
机上の空論・取らぬ狸の皮算用 §
しかし、この計算は成立しません。
理由はいくつもあります。
- 第11週の成果は、個人任務ランキング1位によって獲得された数字であり、強力なライバルが出現すると1位は取れない可能性がある
- 第11週は前線が地上にあり、トリオ任務が有利であったが、第12週以降は前線が宇宙にある (つまり、個人任務ランキング1位を取りにくくなる)。しかし、弱いアズミ少佐で安定的に任務を行うにはトリオ任務でなければならない
- 敵が徐々に強くなり、任務に要する時間が延びる傾向にある。つまり、同じ時間で実行できる任務数が減る
- 支援している任務浸りのトーノ・ゼロ中将とランコ准将の強さも見劣りしつつある
つまり、上記の計算は成立しないということです。
ざっと計算した結果、第14週の端数の時間も組み込んだ結果、最低でもあと1回個人任務ランキング1位を取れれば、今クール内のアズミ少佐の中佐昇進はあり得るという結果を得ました。
さあ、そうなると不可能に挑戦する任務派の血が燃えてきますね。
第12週で仕掛けるか、第13週で仕掛けるか §
個人任務ランキング1位を1回取るためには、第12週と第13週のいずれかでそれを達成しなければなりません。
これを考えた時点で、第12週は既に半分以上を経過していましたが、我らのトリオは4位、上にはMoonのトリオが1位を確保していました。何かミスってくれたらそのまま1位をもらおうと思って、我らのトリオはMoonトリオに消極的にひたひたと追従していたのです。
この時点で、我々のトリオが行っていたのは、後方長期駆逐の繰り返し。
ポイントの推移から見て、おそらくMoonトリオも同様だったでしょう。
しかし、このままではMoonトリオを抜くことはできません。
そこで、前線が宇宙にある場合は単独任務派はトリオ任務派よりも強い……という経験則を持ち出せば、もしかしたら抜くことができるかもしれないと考えました。それは、アズミ少佐を単独で他人の任務に入れることを意味します。しかし、パーフェクト・ジオング+ガーベラ・テトラという現在望みうる最強クラスの射撃陣と、おそらくは大抵の4機編成PCよりも強力な低壁となるゲルググM指揮官用を壁として持つ3機編成なら、何とかリムられないで戦えるだろうと判断しました。
一方、第13週ですが、こちらは私自身が外出が多く、あまり支援できません。それに、強力なVP派が任務に出てきたり、第2次コロ任があったり、困難要素が多くあり得ます。
その結果、仕掛けるなら第12週だ!と決断。
「行け、アズミ!」
「はい、コーチ!」
というチャットは無かったものの、アズミはトリオを離れて元気に飛び出していきました。
そして惨敗 §
アズミの加速と平行して、Moonトリオの引き離しのための加速も行われていました。
その結果として、ポイント差は小さくなるどころか引き離される格好に……。
いやもちろん、前線が宇宙にある時は、単独任務派の方がトリオ任務派よりも強いと思います。もしも、当事者がトーノ・ゼロ中将であり、週の開始点から全力で戦っていたら負けるとは思いません。しかし、さすがにLv27少佐のアズミでは、それと同等の戦いはできないし、まして週の終盤近くで時間も残り僅かです。当然、追い上げれば、相手も逃げ切りたいと思って必死にやるでしょう。
実際、前線が宇宙にある場合のトリオ任務で、獲得ポイントを加速させる方法があることを勉強させてもらいました。とてもとても手間が掛かる方法ですが、やり方はあります。これまで、自分がトリオ任務の当事者ではないために、そのような方法の有無について熱心に考えていなかったのが悔やまれますね。
こうなると、後方で長期駆逐を安定的に繰り返す方が獲得勲章を増やすことになるので、アズミ少佐には「戻ってこい」と伝えました。
しかも勲章運の悪さが…… §
実は、アズミ少佐が前線でやった巣の長期駆逐3回で、勲章が1つも出ていません。
そのため、これを書いている現時点で勲章92に留まっています。
このあと、第12週では長期駆逐5回程度できると思います。それで全て勲章が出て、ランキング報酬で5pをもらっても、107にしかなりません。つまり、110に届きません。
はたして、アズミ少佐は、今クールで中佐昇進できるのか。
なかなか悩ましい状況です。
しかも、サイド5を落とされてしまったので、第13週も宇宙確定。トリオ任務が不利になります。そして、アズミ少佐は、単独任務派として強みを発揮できるだけの力を未だ備えていません。なにせ、任務募集条件にレベル差を指定されると、まずアズミ少佐のレベルでは任務そのものが見えません……。
そして伝説へ §
かつて、中佐昇進に勲章が1つだけ足りない状態で終戦を迎えたランコ伝説。
ここまで来たら、アズミ少佐が目指すのは、これしかない!
ジェラルドの噂~♪ §
注: ジェラルドはトーノ・ゼロ隊の古参ニュータイプ射撃パイロット。ナリナリくん。
ジェラルド~、やっと新機体に乗れたって本当~?
ジェラルド「本当ナリ。ついに、憧れのガーベラ・テトラに乗れたナリ! 長かった、苦節数週間ナリ」
喜びすぎて、壁より先に飛び出しちゃったりしないの~? ジェラルドもガーベラ・テトラも速いからね~!
ジェラルド「大丈夫なり! 訓練の結果、他のパイロット達の素早さが大幅に上がっていて、いかにガーベラが速くても、もう私が飛び出すことはあり得ないなり」
良かったね~、ジェラルド~!
ジェラルド「ありがとうナリ! ついに私が最強射撃機体に乗って大暴れする時が来たナリ!」
でも、終戦までもう2週間も無いね。次クールが開戦したら訓練はリセットされてしまうから、ジェラルドの時代はすぐ終わりだね~。
ジェラルド「短い栄光ナリ……」