画廊亭32(D.C.Saber)の開発で、少なくとも行わなくてはならないと考えているのは、設定ファイル関係の全面更新です。
これには2つの理由があります。
- 今更INIファイルの時代ではない
- マルチユーザーシステムでは、設定はユーザーごとに保存したい (が、設定によってはシステムで1つに集約されるべき)
さて、画廊亭の設定の中で最もややこしいのは、各種ドライバーの追加削除の操作です。
これについて、今回のバージョンでは、「それを行うためのユーザーインターフェースを提供しない」という結論を出しました。
その代わり、シェルを全面的に活用してそれを行うようにしました。
つまり、特定のフォルダにドライバのファイルまたはショートカットを投げ込むと、それで有効になるというやり方です。単純明快で扱いやすいし、しょぼい画一的なユーザーインターフェースではなく、リッチなシェルや便利ツールで操作することができます。
特にポイントが高いのは、ショートカットへの対応です。ファイルの本体はどこか好きな場所に置きつつ、ショートカットでそれを指し示すことができれば、扱いやすさも倍増です。
(特に、デバッグやテストの時には、とても重宝するぞ!)
というわけで、最近はこのあたりのコードを書いていました。
最初のアルファリリースは、それほど遠くないかもしれません。
(が、成り行きによっては遠いかもしれない……。ちょっと悲しい)