謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の極上生徒会の感想。
サブタイトル §
第18話 「佐藤仁史、28歳、職業弁護士、両親は資産家、これ以上にない好条件なお相手」
あらすじ §
宮神学園の教師、伊丹ゆきみはこれ以上ない好条件の男、佐藤仁史との見合いが決まり、舞い上がります。そして、友人の校医、平田わかな先生にひけらかします。
佐藤仁史は、母を安心させるために好きでもない女との見合いを決意したのでした。しかし、それは相手に良くないことだと思い、見合いを断るために学園に来ます。
そこで、わかな先生と偶然出会います。実は高校の先輩後輩の関係だったことが明らかになります。
わかな先生は、みゆき先生や佐藤仁史や極上生徒会の優しさに負けない優しさを発揮するために、一度は嫌になって出た病院に戻り、佐藤仁史の母を手術して助けます。実は、わかな先生は天才と呼ばれた外科医でした。
その後、わかな先生は好条件の見合いをみゆき先生にひけらかします。
感想 §
これは凄い話ですね。
(他人のプライバシーを調べまくる極上生徒会の行為を問題にしないとすれば)悪人が一人も出てこない話です。それにも関わらず、最後まで結末が読めないドキドキする話として成立します。
特に面白いのが、親友の女教師の立場が、二転三転した結果、スタート時点と正反対の構図で決着するところです。つまり、これ以上にない見合い相手を手に入れたことを相手に自慢するという同じ構図が、人物を入れ替えて再現されます。あれだけの事件を経て、結局同じということは、実はこのエピソードが始まる前に、既にこの二人は同程度の信頼関係を結んでいたことを意味します。これが、ある意味でりのが感心する大人の凄さなのでしょう。
そう、大人は凄いのであって、極上生徒会も、ほとんど何の手助けができません。かろうじて、わかな先生を病院に送るという役割を果たしていますが、それすら行わなければ、本当にただの傍観者で終わっていたところです。実際、残る印象はドアに群がって立ち聞きする極上メンバー達というイメージばかりですし。
今回の名台詞 §
奏「宮上学園の先生は極上だわ」
人間的に優れているだけでなく、保険医が実は病院に戻れば大騒ぎになる天才外科医というのも凄いですね。これはびっくり。