謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
2005年3月10日のポケモンAGの感想。
サブタイトル §
「ライバル登場!マサムネとダンバル!!」
あらすじ §
ゴンベが大食らいなのに悩んだハルカは、一粒でゴンベを満腹させるポロック、ハルカデリシャス2を作ります。
サトシは、ダンバルを使うトレーナー、マサムネと出合います。彼は、サトシと性格が似ていて、二人はことあるごとに張り合います。しかし、張り合ううちに、互いの強さを認め合います。
ロケット団がピカチュウとダンバルを奪います。他のポケモンはポケモンセンターに預けた状態だったので、サトシとマサムネは自分の身体をぶつけて2匹を奪い返します。
そして、二人と2匹は、最高のコンビネーションでロケット団を飛ばします。
二人は、コーエンリーグでの再会を誓い合って別れます。
感想 §
ポケモンをバカにする人は珍しくありません。
たとえば、ポケモンに戦わせ、自分は傷つかないというドラマは間違っているというような意見がしばしば見られます。
しかし、今回の内容は、それを真っ向から否定するような内容ですね。
大切なポケモンを取り戻すために、凶悪なポケモンに向かって自らの身体だけで突っ込んでいくトレーナー達。
考えてみれば、サトシが最初にピカチュウと心を通じ合わせた時も、ピカチュウを守るためにサトシは身体を張ったわけです。
そういう背景から言えば、自分のポケモンが傷つけば、サトシも本当に痛みを感じるはずです。
デジモンはそのような面での突き詰めが今ひとつ甘く、最終的に子供達がデジモンに進化するスピリットエボリューションに達して終わってしまいましたが。(いやまあ、デジモンフロンティアはそれはそれで面白いし、意義もあったと思いますが)
ポケモンは、トレーナーとポケモンが別々の存在であるからこそ、そこに様々な価値が生まれることに有自覚的なのでしょう。たぶん。
そういう意味で、今回、何のためらいも感じることなくポケモンに向かって突進するサトシとマサムネの描写は非常に気持ちの良いものに思えました。
サトシの好物 §
サトシの好物が判明。
コロッケが大好き、10個は軽いと言います。
コロッケ好きという趣味は、ありきたりの食品を安易に好きと言っているようでいて、実は奥深いものがあると思います。少なくとも、ハンバーグ好きよりも、奥深い渋さがあるのは間違いないと思います。
ちなみに、私もコロッケは好きです。美味しいコロッケは美味しいですからね。
おきまりの名乗りも無しに…… §
今回のロケット団、おきまりの名乗りがありません。
ワンパターンのように見えて、こういうことがあるのがポケモンの奥深さですね。実は、同じことが繰り返されているわけではないのです。たとえ名乗りがあっても、アドリブで台詞が変わったり、名乗るタイミングが違ったり、常に変化し続けています。
凄い、ジャンケンができるソーナンス! §
ソーナンスの手には指がありません。
しかし、それでもジャンケンができます!!
指先の形が微妙に変わることで、はっきりとグー、チョキ、パーを示すことができます。これはびっくり!
グーしか出せないドラ○もんとは訳が違います。
さすがソーナンス!
気持ちの良いライバル §
サトシとマサムネ、この二人の気持ちの良いライバルっぷりは見ていて気持ちが良いですね。最高です。
今回の名台詞 §
マサムネ「気合いだ」
サトシ「根性だ」
気合いや根性だけで問題は解決しません。
それなのに、今回はまさに問題が解決してしまったのは、それがサトシとマサムネという最高のコンビだからでしょう。一人一人がバラバラなら、きっと問題は解決しなかったはずです。