謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のSDガンダムフォースの感想。
サブタイトル §
最終回 「帰り道」
あらすじ §
ジェネラルの最後の攻撃は、ザクレロゲートがそれを吸い込みます。
そして、吐き出し口がダークアクシズ要塞の前に出現して、攻撃は要塞を破壊します。
キャプテン達とザッパーザク達の攻撃がジェネラルにヒットし、これを倒します。
しかし、ザクレロゲートが去ってしまい、シュウト達はネオトピアに帰れなくなってしまいました。
ラクロアの石化が解除されると、リリ姫が魔法で彼らをネオトピアに戻してくれます。
ようやく、ネオトピアで落ち着いたかに見えたシュウトのところに、かつての仲間達と共に次元パトロールをやってくれという大将軍の依頼が来て、みんなは旅立ちます。
感想 §
ついに最終回ですね。
サブタイトルが「帰り道」というのが良いですね。
ちょっと切ない我が家への帰還の話です。
そして、次の冒険が始まるというのが、終わり無き夢の世界ですね。
更に感想・親友 §
ゼロと爆熱の別れのシーンはとても良かったですね。
二人とも禿頭を晒して、本音もぶつけ合います。
これが、真の友情と信頼というものですね。
更に感想・すれ違う恋愛感情 §
偽リリ姫だった花は、ちゃんと花壇に置かれますね。
そして、偽リリ姫に淡い恋心を抱くシュウトに恋心を抱くリリ。
しかし、シュウトはリリのそんなことには気付かず、そのまま帰って行ってしまいます。
それによって残る余韻はとても味わい深いものがあります。
この描写は、とても秀逸です。単に、シュウトとリリが結ばれてハッピーエンドにしてしまわないのは、まさにこの作品が良心的な人間のドラマである証拠だと思います。
更に更に感想・キャプテンの成長 §
ネオトピアでのシュウトとキャプテンの別れのシーン。
そこで、「シュウトは背が伸びた」というキャプテンに、「キャプテンだって背が伸びた」と言うシュウト。機械であるキャプテンの背が伸びたという表現は素直に考えればおかしいわけですね。しかし、それはキャプテンの精神的な成長を意味しているような気がします。少なくとも、この一連の冒険を通じて、キャプテンも一皮むけましたね。そういうことを考えると、じーんと味わいの深い台詞です。
更に更に感想・チョビレロ? §
ザクレロケートの小さい奴はチョビレロという名前?
更に更に感想・映像表現 §
モブシーンの魅力はとても大きなものがありますね。多数の者達が全て動いている映像は、確かに3DCGならば多少は作りやすいかもしれませんが、それでも相当な手間だと思います。モブシーンは、宮崎駿監督が得意だとされていますが、SDガンダムフォースも凄いと思います。
ゼロの「姫、精霊の気がもとの姿に」の背景の建物のデザインがとても良いですね。
走るシュウトから彼の家の全景、そして空へのカメラワークも素晴らしいです。自由自在にカメラを操ることの愉悦は、セルアニメの世界には存在しない別の何かの快楽です。
次元パトロールとなったリリ姫のコスチュームもスマートで色っぽいですね。ふわっとしたスカートとは正反対の魅力です。
今回の一言 §
「私は実は」というハロ長官の言葉の続きはいったい?
実はマスクを取ると正体はカメハメではなく、テリーマンだったりするのでしょうか。やはり、自らの肉体で戦う姿を見ると、シュウトのパパあたりが正体だとするよりも、超人の誰かだと思った方がしっくり来ますね。
今回の名台詞 §
ザッパーザク「ええんだよ。俺達みたいな下のもんの面倒をきちんと見ない奴は、えらくもなんともない」
騙されたふりをして、ジェネラルへの復讐の機会を狙っていたザッパーザク。なんと凄い奴でしょう。