謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のクレしんの感想。
サブタイトル §
映画『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』
あらすじ §
悪の秘密組織から重要な物を奪った正義の女スパイが、しんちゃんたちが乗る屋形船に偶然やって来ます。
屋形船ごと、しんちゃんや風間君らは、女スパイと一緒にさらわれてしまいます。
みさえとひろしのところには、女スパイと同じ組織の男がやって来て、しんのすけを助けると約束し、しんのすけの写真を求めます。しかし、みさえとひろしは、自分たちも連れて行けと言います。最終的に、男は二人の熱意に負けて一緒に行くことになります。
女スパイは、しんちゃん達を逃がしますが、結局悪の組織に基地に来てしまいます。
女スパイが奪ったものは、しんちゃん達を人質に取られたために、悪の組織に戻されます。それは、ぶりぶりざえもんをモデルにしたコンピュータウィルスでした。
みさえ達も基地に来て戦いになります。
女スパイと、組織の男は、かつての夫婦であり、子供もいることが明らかになります。
しんのすけは、ぶりぶりざえもんウィルスに、ぶりぶりざえもんは正義の存在だと教えます。そして、ぶりぶりざえもんは消えていき、悪の野望はついえました。
悪の組織のボスは自爆装置を作動させ、敵も味方も全員で脱出します。その際、人知れず、消えたはずのぶりぶりざえもんが助けてくれました。
感想 §
この映画は始めて見ます。
しかし、予想外の面白さ。
これまで、この映画を見ていなかったのは痛恨ですね。
特に、凄いのはコードネーム「お色気」の女スパイ。バツイチで子供もいる立場ですが、それゆえに強いところがある感じですね。自分の身体を使ったアクションで敵をなぎ倒していくところも惚れ惚れしますが、けして無敵ではなく、敵に殴られるところは痛そうです。しかし、それでも果敢に反撃していくところが格好良いですね。特に、かつての旦那が持ってきた得意の武器、フライパンを使ったアクションが素晴らしいですね。彼女の魅力は極めて大きいものです。
そして、子供のために必死になれるひろしとみさえ。親の力の偉大さ。この迫力も見どころですね。
もう1つ、ぶりぶりざえもんの魅力、と言うのもあります。物語の終盤で、コンピュータウィルスとして作られたぶりぶりざえもんに語るしんちゃんの物語。レースクイーンやOLが出てくる奇天烈な物語ですが、そこに何かの人生の真実が含まれている感じがあって泣かせますね。特に、お礼に渡せるものが何もない女の子を、それにも関わらず助けるくだりは泣かせます。
今回の一言 §
やはり、クレしんは侮りがたし。