謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の修羅の刻の感想。
サブタイトル §
第18話 「龍の化身」
あらすじ §
龍馬は薩摩に新婚旅行に行きます。出海も同行します。
彼らは霧島に登山して、龍馬は山頂の逆矛を抜いてみせます。
西郷は、長州から送られた米を受け取れないと言います。
長州のたった1隻の軍艦が、幕府の4隻の軍艦の不意を襲って勝利します。
米を突き返された長州は困ります。
その米を龍馬が貰い受け、龍馬も幕府との戦争で長州と共に戦います。
龍馬の船と長州の船で門司の砲台を砲撃し、要塞を攻略することになります。
出海は砲台を破壊する決死隊に協力し、火薬庫を爆破します。
戦いは、龍馬と長州の勝利となります。
感想 §
これはたまげた!
全くの予想外!
確かに、修羅の刻という作品が、しばしば驚くような素晴らしいものを見せてくれるとは思っていましたが。まさか、こんなものまで見せてくれるとは。全くの予想外。全くのノーマーク。
まず、船の描写が素晴らしい。帆船もあれば蒸気船もあり。それらが、細かく、それらしく描かれているのは見事ですね。まさに、船という感じがひしひしと伝わってきます。
しかも、そんな船がずらっと並んで単縦陣で要塞に砲撃を行う描写など、このビジュアルショックを何と表現して良いのか。素晴らしすぎます。
その上、撃たれる方の要塞も、おそらくはかなり資料を調べてきちんと描いていますね。火薬庫の描写など、かなりそれらしいと感じました。まあ、こちらも、さほど詳しいわけではなく、お台場を見てきた感想などからの類推に過ぎませんが。それにしても、見事です。
そして、音楽も見事。ゾクゾクさせられる上手い使い方をしているところがいくつかありますね。
今回の一言 §
もう1つ、「おお!」と思ったのは女性の膝が見えただけでみんな目のやり場に困るという描写です。歴史もののアニメでも、女の足が見えまくっても何ら問題にされないものがある中で(おっと、この作品も第二部ではそうだった?)、あえてそれに異を唱えたような感じがあって好感ですね。
しかし温泉は混浴。岩陰で見えないとはいえ、入浴中の女性の肩から上が見えても問題にされない訳ですね。こちらもきちんと把握していないのですが、江戸時代の銭湯は混浴だったという話もあるようなので、これも妥当な描写なのかもしれません。