謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のミルモの感想。
サブタイトル §
最終話 さよならミルモ…あっ!
あらすじ §
妖精界と人間界をつなぐ穴が消え、人間達は妖精のことを忘れてしまいました。
それでも、またパートナーの人間と会いたいミルモ達。
しかし、ガイア族は、それがとても困難であることを教えます。まず、人間が妖精との思い出を持った場所で妖精に会いたいと願わなければなりません。そして、妖精達はマグカップに飛び込むことになりますが、失敗すると、永遠にどこでもない場所をさまようことになってしまうといいます。とても危険です。
ミルモは、すぐに諦めた、と言って遊んでしまいます。しかし、夜になると必死で本をめくって、どうすれば人間界にメッセージを送れるか、調べていました。
人間界では、楓がすっかり自信を失っていました。ミルモと出会う前の消極的な楓に戻っていたのです。
しかし、ミルモから送られたメッセージを見ると、妖精に会わなければならない、と強く思います。そして、結木君が安純と楓のどちらを選ぶのか、その答えを聞く重要な場から学校へ走ります。結木君達も妖精に会わねばならないという気持ちになり、一緒に学校に行きます。
ミルモ達は、国王達の妨害をかいくぐり、マグカップに飛び込みます。
そして、再び楓達は、ミルモ達と再会します。
沙織は、桐生先生の本物からドイツに来るように誘われ、承諾していました。そして、いつの間にかアクミが沙織のパートナーになっていました。
空港での別れ際、楓と沙織は泣きながら抱き合い、ずっと友達だと確かめ合います。
感想 §
ダアクさえ恐れた楓の明るさが、ミルモを失っただけで消えてしまう無情さが泣かせますね。しかし、自信を失った楓の表情が、魅力的に描けていたのは見所だったと思います。
そして、ついに訪れる「結木君は安純と楓のどちらを選ぶのか」という究極的な選択。それをはっきりせよと要求する安純の台詞が、どちらを選ぶか、あるいはどちらも選ばないのか、という言い方で、二人とも敗退する選択も提示しているのが印象的ですね。ここが、妙に奥深いものを感じさせます。そして、それに対して、今はまだ選べない、と曖昧な言葉で応える結木君も、予想外の大胆さですね。まあ、次シリーズが待っていることを考えれば、ここで「南」と言うことはできないのでしょうが。それでも、こういう表現で意思表示されるのは、ずいぶん大胆という感じを受けます
今回の一言 §
それはさておき、今回は楓がいつも以上に可愛く描かれていたので、かなり満足です。
シリーズを振り返ると §
シリーズを振り返ると思い浮かぶのは可愛い楓ちゃん。
ついでに、別の意味で可愛いアクミちゃん。
そのオマケで、お馬鹿なワルモ団。
ラットも良い味を出していましたね。
ゴールデンタイム進出というとんでもない暴挙も、何とか上手く終わることが出来たようで、良かったですね。