謎のアニメ感想家(笑)、トーノZEROです。
今日のMRRの感想。
ついに最終回ですね。でも、まだお正月スペシャルがあるので、ここに書き記す感想は最終回ではありません。
さて、卒業式だというのに、そのムードをぶち壊すように鳴り響くサイレン。
賓客が来ているのに出場するMRR。
無茶は勇気なんかじゃない、という太陽。この成長ぶりが、最終回の味ですね。
応援に来るガラゴロ。額に「が」のマークがクールだぜ。しかも、リンをロボマスターと呼ばせて貰うと一方的に宣言。
力の入った船の救助シーン。
派手な車の暴走の後は、慎重な不発弾処理。この演出のコントラストの良さ。
更に潜水艦の危機。他の場所の救助が終わったMRR各隊が集まってくるところが泣けますね。
正装で仕事をするマリー教官の格好良さ。
ガラゴロ、敬礼の時のがに股(笑い)
いつも出てくるあの少年、動揺する人々に声を上げるあたり、立派になったものです。
「ジャイロ」「OK」というところが良いテンポですね。
レスキューを信じて待っている少年の前で、海水が浸水してくる恐怖の演出。勇気を振り絞って、必死に救助を待っているのに、その勇気をも打ち砕くような情け容赦のない浸水。
そして、ハイパー合体。一気に奇跡の救助成功へ。
へとへとになって戻っても、やっぱり行われる式典。
宮島教官が長官になる、というのも面白いですね。そして、設立されるより大きな救助組織。
挨拶シーンのスクリーンを含めた立体的な構図が凝っていますね。挨拶している少年少女の後ろにスクリーンがあって、そこが別の角度から映されています。つまり、メインのカメラから見えないマシンロボが、画面内のスクリーンに映っているわけですね。なかなか凝っています。
今回の一言 §
最後の救助が、海難事故の救助となっているのは、船乗りを目指すも身体的な問題からその道を断念したという神戸守監督のこだわりでしょうか。少なくとも、軍事的ではないプロフェッショナルの極限の緊迫感を描くことができたという背景には、確かに軍隊への憧れとは違う経歴があっても不思議ではない感じがします。