デジモンフロンティアという作品そのものが、前回あたりから、急に生き生きとしてきたように感じられます。
一人一人のキャラクターが、魅力的な個性を持って自立してきたという感じがあります。話が合うにせよ、反発するにせよ、キャラクター間の会話、身振りや表情などのコミュニケーションが心地よく見えるようになって来たような気がします。
たとえば、純平が文句をたらたら言っても、前は見苦しいなぁという感想だったものが、だんだんとそれが純平のキャラクターと見えるようになってきました。そう思えるのは、純平にも彼なりの見せ場が用意され、単に文句を言うだけの男ではないという描写が行われるようになったから、とも言えます。つまり、誰もが魅力と個性と欠点を兼ね備えた人間として描かれるようになってきたということですね。しかも、スタッフより愛を込めて。いよいよ作品として本格始動かなと思います。こういうことがあるから、TVアニメは最後まで見なければ分かりません。
と~のは、デジモンフロンティアを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。