先月、叔父が他界した。56歳。
叔父はバツイチで、前の奥さんとの間に息子が1人あったんだが、その息子も葬儀に来た。
それは当然だし、前の奥さん(以下「元奥」)まで来るのも、かつては夫婦だったんだからまあいいでしょう。
でも、元奥が再婚相手との間に産んだ次男と三男も来るのはなぜだ、と思っていたら、
元奥が「この子たちにも相続権がある」と言いだした。
元奥、視線をキョロキョロさせて、上手い切りかえしを探しているようだったけど、
口をついて出たのは「いいから関係ない人は黙ってて!」というセリフだけだった。
だから「じゃあいいですよ。弁護士立ててください。話をしましょう。もちろんこっちも立てますよ」って言ってやったら、
それまでずっと黙ってた長男が俺に「俺も言ったんだけどね」って、困ったような顔を見せたんだ。
会うのは久しぶりだったけど、そこはイトコどうしなわけで、なんとなく通じるものはあると感じたから、
「理屈で考えればわかるだろ?」って聞いてみたら「うん、理屈で考えれば」って答える。
でも、息子まで反対にまわったものだから元奥はいよいよヒスを起こして「だまされないでぇぇぇぇぇっ!」って絶叫。
だましてませんがなw
けっきょく長男が「△△君(俺)の言うとおりでしょ?それに弁護士がついてるとかウソついて……もうやめようよ」ってなだめて、
まだブツブツ言ってる母親を抱きかかえるようにして帰っていったけど、
実父の葬儀でゆっくりできず、悪者みたいになって引き上げなきゃいけなかったあいつがいちばんかわいそうだった。
ちなみに次男と三男は最後までひと言も口をきかなかったけど、母親にあきれていたのかもしれんね。
遺産と言ってもたかが知れてるし、家だってまだローンが残ってるから、
子供たちに残されるものなんて、ほんのすこしで、その中から長男にもいくらかは渡すことになった。
ジャズとクラシックのCDが結構な数あるんだけど、これは聴く者がいないということで俺がもらった。
叔母は「いてくれて助かったから」って言うんだけど、ちょっと過分な報酬だと思ったりもする。
じゃあ、結局後妻の叔母が連れ子いじめする口実を
与えてしまったわけだ。
気の毒に。
叔母が連れ子いじめ?
31歳の男をいじめるのかw 難しいなw
長男はよく母親に似ずにしっかりした人になったな。
母親を反面教師にしたのか
この世にあんな浅ましい人間は二人といまい、と思っていたのに。
世も末だね、はぁ。
引用元: その神経が分からん! part292
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