みんなと比べたら大した修羅場じゃないけど、
最近盛り上がってないから繋ぎとして書きます。
16年くらい前、幼稚園の年長だった時よく親戚のお兄さんの家に可愛がってもらって、その人の家で遊んでました。
その時よくお兄さんの家に来ていたのが、マキコさんという彼女で、その人も本当によく可愛がってくれた。もう何回もマキコさんと遊んで、3人で遊園地にも行ったりしました。
でもある時、お兄ちゃんの家にいったら違うお姉さんがいて、その人もお兄ちゃんの彼女みたいだった。
今考えれば、どう考えても彼女なんだけど、子供だった私は二股とかそういう概念がなくて、友達だと思う事にしてました。
でも、マキコお姉ちゃんの話題は出しちゃいけないんだろうと子供ながらに察して、もう一人のお姉ちゃん(ミホさん)の前では絶対その話はしませんでした。
ミホさんも私を可愛がってくれて、旅行先からお土産を買って来てくれたりして、私にとってはマキコさんもミホさんもどっちも大好きなお姉さんでした。
そのまま半年くらい経ったある日、マキコお姉さんとお兄さんと私の3人でお昼ご飯を食べていた時の事。
突然玄関が開いて、人が入ってきました。
ミホお姉さんでした。
「この人誰よ?」 マキコお姉さんが聞くと
「あんたこそ誰よ?」とミホお姉さん。
そして、まるでベタなドラマのように
「私はヒロくんの彼女よ」
「は?私が彼女だよと続きました。
二人がお兄ちゃん「どういう事?」と詰め寄っても、
お兄ちゃんはオロオロするばかり。
しまいにはお姉さん同士が取っ組み合いを始めちゃって、テーブルの上にあったスープが私にかかってあまりの熱さと、いつもと違うお姉さんの形相に泣いてしまいました。
それに気付いたミホさんが、私のとこに駆け寄ってきました。
いつもだったら、私が泣いたら優しくなだめてくれるお姉さん。
やっぱり優しいんだなーと思ったら、「あんたもこの女の事知ってたんでしょ?!お姉さんを騙してたのね!!」と私の服を掴んで、ものすごい形相で迫られました。
それを聞いてマキコお姉さんまで「そうよ、○○ちゃん(私)も嘘ついてたのねーーーーー」と加勢してきて、あまりの怖さに私は失禁。
それ以降の事はあまり覚えていないのですが、お兄さんもお姉さん達もみんな傷だらけになっていた事だけは鮮明に覚えています。
463 名前:恋人は名無しさん[sage] 投稿日:01/11/30(金) 04:19
続き
その後、私は怖くてお兄さんの家には行かなくなりお兄さんもバツが悪いのか、誘ってこなくなりました。
でもそれから更に1年位経った頃、お兄さんが結婚するという話が出ました。
相手はマキコお姉さんでした。
「あぁ良かったな。」と思い、呼ばれた結婚式に両親と共に参加しました。
私が口外しなかったので、2年前の修羅場の事は私とお兄ちゃん達しか知りません。
披露宴もイイ感じに盛り上がってきた頃、事件は起きました。
いつかと同じように、女の人が突然入ってきました。
一瞬にして「誰だ?」という雰囲気になりましたが、
私にはすぐその女性が、ミホお姉さんだと分かりました・・・・・。
相変わらず美人だけど、一つだけ前と違ったところがありました。
お腹がとっても大きかったんです。
そしてまたドラマのように、「私は新郎の子供を妊娠しています。堕ろせと一方的にお金を渡されて、捨てられました。」と叫び、会場を凍りつかせました。
マキコお姉さんは「聞いてないわよ~」と泣き、両家の両親もただただ唖然とするばかり。結局ミホお姉さんは、ホテルの人達に引っ張られ外に連れ出されましたが、その途中もずっと叫びつづけていました。
披露宴はもうめちゃくちゃになり、予定より早く終了。
本当にドラマのような展開に、ただただ驚くばかりでした。
お兄さんとマキコお姉さんは結婚したものの、親戚の集まる場には一切出てきません。
ミホお姉さんは、もう乗り込んできた時には臨月で、結局産んだそうです。
お兄さんの家が慰謝料(数千万)を払って、話をつけたらしいですが。
つまんない話でしたが、ここを読んでいて思い出したので書きました。
本当にベタすぎてネタっぽいかもしれませんが、全て事実です。
繋ぎの話ですので、面白くないのはご勘弁を。
うまいこと言われたんじゃないかな?
それでまた二股状態。
そのお兄さんはよっぽど魅力的だったのかねえ。
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