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不完全燃焼気味でモヤモヤなので、数年前の俺の修羅場を書いてみる
ところどころフェイクも入れるけど許してくれ
書き溜めていないから少し遅いと思う
俺 25 普通であると思いたい
A子 26 結構可愛い感じ
A男 30代前半 スポーツ刈りみたいな頭
俺とA子は同じ職場で働いていた。
A子は×1でそこそこ可愛く愛想も良かった。
接客業で勤務時間も同じA子と話をしている内に距離も短くなってきて、自然と男女の関係になった。
時折、子供をつれて来たりして、俺のPCで遊ばせたりとかもしてた。
俺はといえば、一人暮らしで食事もろくに取らないもんだから、
A子が何かと差し入れを持ってきてくれて、それを食べたりして雑談と行為の日々だった。
ある日の休日、俺は休みで家でモッサリしてた時、A子がいつものように餌付けに来てくれた。
お皿に盛られたカレーピラフを平らげて、食欲が満たされた俺はデザートにA子を頂いた。
事も終わって話をしていると、A子が子供を迎えに行くから帰ると言いはじめた。
そういえばそんな時間だな、と思い、玄関まで見送ろうと立ち上がった時、
なるはずのないインターホンが鳴った。
と言うのも、俺の住んでいたアパートを知っているのは、
アパートを経営している両親に紹介してもらったA子と
俺の母親と会社では社長と後輩が1人と女友達が1人の計5人程度しかいない。
荷物が届く事もないし、
新聞は全てないがしろにしてるから近所の新聞屋ではブラックリストにも載ってるので勧誘にも来ない。
俺 「A子のお袋さんかな?」
A子「どうだろ、娘が男の家に入り浸ってるから心配でもして様子見に来たのかな?」
そんな冗談を話しながらパンツ姿では失礼だと思ったので、軽く部屋着に着替えて玄関に向かう。
俺 「どちらさまで・・・」
言い終わるのを待てないのか、鍵をあけた瞬間、ドアノブが俺の手からあっという間に離れていく。
一気に開けられたドアの向こうを見ると、そこに立っていたのは正に鬼だった。
鬼はドアを開けた勢いで、そのまま部屋の中へどんどん入ってきて、俺の胸倉を掴むなり
A男「てめぇぇえ! 俺の女に何してんだゴルァァァァ!」
意味も分からずポカポカと殴られる俺。
何が起こってるのか理解できないA子。
よく見るとA男は土足。
俺もよく土足で上がる事はあるけどな、他人様の家にいきなり来て土足はないだろ。
と言うか、何でコイツに殴られてるの?
とか考えていると、勢い余ったA男に押し倒されて、すかさず蹴りを見舞われる俺。
A男「調子に乗ってんじゃねぇヴォケが!」
そこで事態を把握したA子が急いでA男を止めに入る
A子「ちょっと!あんた何してるの!?人の家に土足で勝手に上がりこんで!しかも殴るなんて!」
A男を玄関に追いやってるA子を見た後、俺はゆっくり起き上がってテーブルの上に置かれた携帯を手に取る。
使い慣れた携帯を手にしてかけた番号は、国民の強力なケツモチ110
困った時は、ケツモチに丸投げが一番楽という事を知っているので、迷わず電話
女「はい、こちら110 どうされましたか?」
俺「あーもしもし、何だか、見知らぬ男がいきなり土足で殴りこんできたんですけど、俺どうしたらいいですかね?」
女「は?」
俺「だからね、全然知らない男の人がいきなり来て、殴りかかってきたわけですよ。」
女「あ、はい。それでしたら管轄の警察に向かわせますのでお名前と住所を教えてください。」
俺「○○です。興奮してるのでなるべく早くよこしてください。」
女「分かりました。すぐに向かわせますのでお待ちください。」
声の素敵な女性と楽しく談話をしてる間もA男は興奮最高潮
A男「てめぇ!何電話なんかしてんだ!かかってこいよ!男らしくねぇな!」
A子「何言ってるの!」
A男「警察か?構わねぇよ!幾らでも呼べよ!」
電話も終わって、ケツモチが来るまで暇なので、鬼にコンタクトを取る事にしてみた。
俺 「で、どちら様ですか?」
A男「お前には関係ねぇだろ!」
俺 「いやいや、ここ、俺の家、あなた他人、関係ない事ないですよね?」
A男「お前が俺の女に手出してるからだろぅが!」
さっきから俺の女とか言ってるけど、この部屋には一人しかいない罠。
俺 「A子、彼氏さん?」
A子「違う違う!」
状況が飲み込めない。
A男「お前は俺の女だろぅが!」
A子「あんたね、そういう事言うなら、奥さんとちゃんと別れてから言いなさいよ」
把握。
俺 「状況は分かりました。で、あなたの名前は?」
A男「お前には関係ねぇ!」
俺 「いやいや、他人の家に殴りこんできて関係ないはないでしょ?殴られたのは俺ですよ?」
終始関係ねぇを繰り返す鬼とのコンタクトを断念してタバコを吸ってぼんやり考えているとケツモチが登場。
ケツ「ここ、俺さんの家?」
俺 「はい、そうです。」
ケツ「呼ばれてきたんですけど、こちらが殴った人?」
俺 「そうです。」
ケツ「じゃぁ、ちょっと話聞くから、それぞれ車に乗って。俺さんはここで。」
事の経過を掻い摘んでケツモチに説明。
殴り込まれる覚えがない事。
引越した際に捨てるのを忘れて放置してたお気に入りの大きなダンボールがグチャグチャになった事まで全部説明。
俺の説明が終わり、同時期にA子も話が終わったらしく、部屋に戻ってきた。
そこでA子に誰なのかを尋ねてみると。
・旦那と離婚する時に相談に乗ってくれた旦那の友達
・離婚した後も食事に誘われて、お礼も兼ねて何度か一緒にした。
・妻子持ちの30台前半
・最近は家までつけて来たりして怖かった
などなど
正直、相談に乗っただけでここまでする奴はいないと思っている俺は体の関係をすぐに疑ったが、
A子はそれはないの一点張り。
そうこうしている内にさっきのケツモチが帰ってくる
ケツ「俺さん、A男さんが謝罪したいって言うからさ、ちょっときてもらっていいかな?」
俺 「はぁ・・・」
あんなにフィーバーしてたのに急に大人しくなったな。
とか考えながら玄関に行くと、しょんぼり俯いたさっきの鬼とは別人のようなA男がいた。
番号間違えた、すまん
四円ありがとう
A男「俺君、悪かったね。急に押しかけて。」
俺 「はぁ・・・」
A男「でも、俺君ももう少し男らしくした方がいいよ。」
俺 「は?」
いや、コレナニ?
謝罪?
どこが謝ってるの?
実は、俺は昔ボクシングをかじってた経験があるので、
こちらが手を出すと色々面倒な事になるため、大抵の場合は手を出さない事にしてる。
親父にも先に手出したら負けって言われてるしな。
社長も切った張ったのガキの喧嘩なんかしてないで大人の喧嘩をするのが一番いいと言われてる。
ところが、目の前の俺よりも明らかに年上の小動物は殴りあうのが男らしさだと言わんばかりに誇らしげにしている。
俺 「刑事さん、これ、謝罪ですか?」
ケツ「あーうん、そうみたいだね。」
俺 「ないでしょ。今時幼稚園児だってちゃんと悪びれて謝りますよ。」
ケツ「そうだね」
俺 「という事で、事件でお願いしますわ。」
思い出しながらで大分長くなってしまってるな
悪い
それを聞いたA男は理解できないのか
A男「ちゃんと謝ったじゃねぇか!」
A男「この通り、頭も下げてる」
見ると中学生とかが先生にする会釈みたいな頭の下げ方。
俺 「あー、A男さんだっけ?あのね、チャンスは1回なの。何度もチャンスは来ないわけよ。」
A男「だから!」
俺 「アレが謝罪って事になるなら、政治家はやりたい放題だろ。俺はあなたに誠心誠意謝罪をしてもらえば済まそうと思ってたけど、男らしくって何?」
A男「・・・」
俺 「殴り合うのが男らしさだとか思ってる?悪いけど10代で卒業してんだわ、そんなの。」
俺 「まぁさ、頭冷やしてきなよ。自分が犯罪者って事をちゃんと考えてきなよ。」
言うだけ言ってケツモチに任せて車に乗せられるA男。
別で、調書を取るって事で警察に出向いて再度細かく説明。
終わる頃には日も暮れていた。
次でラストだと思う
社長のアドバイス通り診断書もらって警察に提出して、後は警察に任せた
後日、弁らしきおっさんと話をしたが、こっちは一切折れなかった。
適当な金で済まそうと思ってるらしいので、200万を吹っかけてやった。
高い授業料と思うか、前科ついてから後々高過ぎる授業料だと後悔するかはそっちで考えろと伝えてそれっきり。
A子に話を聞いたら、相当付き纏われていたみたいなので、ストーカーの方でも警察にお願いした。
親父に話したところ、付き合いのある下請けって事が分かったので、そっちはそっちでお願いした。
その後のA男は、A子伝手に聞いた話だが
会社は、事件が元で仕事が来なくなり倒産。
当然離婚。
べらぼうな慰謝料と前科のプレゼントもらって意気揚々と消息不明。
俺の体験した修羅場の一つはこんなもんです。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
A子とはその後は?
あとA男は下請けの会社の社長ってことだよね。
まぁ社長様だからそういう横柄な態度なのか。
しかし報告者も年のわりにおっさんな文章かくねw
>べらぼうな慰謝料と前科のプレゼントもらって意気揚々と消息不明。
慰謝料もらって、取り下げなかったってこと?
前科はストーカーだけなのか?
200万もらえたってこと?
確かにA子のこどもっちが一番可哀想…
慰謝料って離婚のじゃないのかなぁ。
これA妻からすると、十分有責に値するし。
A子とは、その時の事もあって、信用も出来なくなって程なく別れた
警察から聞いたA男の話と妙に食い違ってるのもあったし、
少なくとも勘違いされるような出来事があったのではとか色々考えて疲れてきたから、
他に好きな女が出来たって言って別れを切り出したよ。
子供に関しては書いてなかったけど、A子の子供は二人。
どっちも可愛かったな。
A男の立ち位置は親父の会社の下請け社長。
俺の慰謝料はもらってない。
離婚の時の慰謝料みたいだ。
書いてておっさんくせぇとか思ったけど、
こんなのもいいかなとか納得させて書いてたw
長らくありがとうございました。
ROMに戻ります。
言うの忘れてた。
面白かった、乙。
肝心の子はどこかに預けられ、しかも結婚を約束したでも無い
報告者の家にあがりこまされPCで遊んでいたと言う事実がもうね…
gdgdというかだらしがないよ
子供について言われてるので、これだけ書かせてもらいます。
A子と会っていたのは子供が幼稚園と小学校に行ってる間の日中のみ。
子供が幼稚園終わる時間になるといつも迎えに行ってましたから、大体昼時まで。
その後は仕事が終わってからご飯食べに行ったりとかもしたけど、
子供と一緒にと言うのも多かったし、子供だけで待たせるってのは俺と会ってる時は殆どなかったはず。
気分悪くした人もいるみたいですまんかった。
乙
ID:ErefBN5C0 乙
「殴り合うのが男らしさだとか思ってる?悪いけど10代で卒業してんだわ、そんなの。」
カッコイイ
まぁ、明らかに事故物件
子供二人づれで、バツイチも結構な瑕疵だけど
そんな立ち位置の女性が、勘違いさせただかなんだか知らんが、彼氏の家に男が怒鳴り込んでくるような女は
はっきりいって付き合ってはいけない物件。まして、こんな奴と結婚なんてもってのほかだ。
自ら茨の人生、地べたを這いずる人生を選ぶのが好きな人以外にはお勧めできない。