中国石油化工集団有限公司(中国石化)は3日、自社傘下の新興油田及び溱潼油田がいずれも典型的な陸上断層盆地シェールオイルで、新規確認埋蔵量が1億8000万トンと自然資源部から評価・審査・認定されたと発表した。これは中国東部陸上断層盆地の2カ所のシェールオイル油田の誕生を象徴する出来事で、中国陸上シェールオイル資源の高効率探査・開発の計画に対して重大な意義を持つ。
シェールオイルは有機物質を豊富に含むシェール層に存在する石油資源だ。中国のシェールオイル資源は探査の大きな潜在力を秘める、重要な戦略的資源だ。中国の原油の長期安定生産の重要な代替品となる。
中国石化の責任者は、第15次五カ年計画期間(2026−30年)の年平均新規確認埋蔵量を1億トン以上にし、30年のシェールオイル生産量を200万トンにするため取り組むと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月4日
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