中豪経済・貿易関係が正常な軌道に戻る中、豪州の多くの農産物商協会がこのほど続々と中国を訪問し、中国市場進出もしくは復帰のチャンスを模索している。またチャーマーズ豪財務大臣は8日、豪メディアのインタビューに応じた際に、9月の最後の週に北京で中国の高官と会談し「戦略的経済対話」を行うと発表した。これは豪財務大臣の7年ぶりの訪中となる。
「ここ数週間内に、中国に豪州の農家、漁師、酒造りが殺到している」豪紙「オーストラリアン」によると、豪州のアボカド産業はPRに積極的に取り組み、ブルーベリーと共に豪中両国の高官による市場参入交渉の次の受益者になろうとしている。豪液果協会は最近、中国に人員を派遣し市場調査を行っている。同協会の執行役員のマッケンジー氏によると、豪州の高品質ブルーベリーは重大なチャンスを迎える。また豪州のトリュフ、ナシ、ニンジンの栽培業者も中国市場進出に向け努力している。豪海産品業界代表団も中国を訪問しており、生きたロブスターへの貿易規制措置の解除を働きかけようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月10日