8日、マダガスカル産の冷凍羊肉が湖南省紅星輸入肉類指定検査場に到着した。これは昨年マダガスカルの羊肉が中国への輸入許可を得てから初めての輸入品であり、中国によるアフリカからの羊肉製品輸入も今回が初めてとなった。これは中国とアフリカが肉類製品貿易で顕著な成果を上げたことを示しており、双方の協力の深化と拡大をも示している。
近年、農産品輸入は中国とアフリカの二国間貿易の新たなハイライトとなっている。魅力的な「アフリカの味」が海を渡って中国に入り、中国の消費者により多くの選択肢を提供すると同時に、アフリカ諸国がより広い市場のチャンスを獲得したことをも意味する。
中国はすでに15年連続でアフリカ第1位の貿易相手国の地位を維持し、アフリカ第2位の農産品輸出先となっており、中国のアフリカからの農産品輸入額が7年連続で増加している。データによると、今年1―7月期に、中国がアフリカから輸入した農産品は253億5000万元で、前年同期から7.2%増加し、中国農産品輸入額全体の伸び率を上回った。ゴマ、タバコ、ハワイ果実などアフリカの特色ある農産品の輸入量はそれぞれ38.8%、32.7%、106.2%増加し、中国の同種類産品輸入量全体に占める割合はいずれも4割を超えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月19日