中国の無形文化遺産保護は、消滅の危機に瀕する無形文化遺産を保護するためにデジタル化時代に突入している。中山大学と社会科学文献出版社は29日、共同で「中国無形文化遺産保護データベース」、「中国俗文学文献データベース」、「無形文化遺産青書」の発表、及び無形文化遺産保護をめぐるセミナーを広州の中山大学で開催した。科技日報が報じた。
「中国無形文化遺産保護データベース」のデータは、中山大学中国無形文化遺産研究センターの宋俊華教授が率いるチームが収集したフィールドワーク調査時の画像や記録、映像、継承者の資料、皮影戯(中国の民間芸能の一つ)関連の研究著作・論文など、貴重な史料・文献を基にしている。現在、データベースには、無形文化遺産の項目、史料・文献、研究・著作など11種類のリソースがあり、データベースの総容量は276GB。データベースはリソースのジャンルに基づいて項目分けされており、史料・文献、映像、皮影戯、継承者など7項目ある。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年10月31日
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