インターハイ史上初の中止 消えた大会 悔しさにじむ関係者(20/04/27)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日、全国高校体育連盟は、この夏のインターハイ・全国高校総合体育大会の中止を決めました。
県内では、総合開会式をはじめ、5種目の会場になるなど、県勢の活躍が期待されていただけに、関係者は、悔しさをにじませています。

今回の決定は、競技中だけでなく、移動や宿泊による感染リスクが大きく、生徒らの安全を最優先で判断したとしています。1963年から始まったインターハイの中止は、史上初めてです。

2020年の夏の大会は、東北から九州の21府県で分散開催される予定で、群馬県は、総合開会式に加え、サッカーや登山など5つの競技が開催される予定でした。
このうちサッカーは、前橋育英高校のサッカー部が、4年連続のインターハイ出場を狙って準備を重ねていました。山田耕介監督は、「地元で日本一を狙いたかった」と無念さをにじませます。
また、登山では、前橋高校が2019年のインターハイで準優勝を果たしていました。地の利を生かして今年こそ初優勝を目指していただけに、監督や生徒は、残念だと話します。

学校の休校が続きますが、出場を目指した選手たちへの救済策はどうなるのでしょうか。

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