人の移動が増えると感染拡大の不安もあります。高松市では帰省中の20代男性の感染が判明、さらに東京から帰省した男性が「さっさと帰れ」とビラを置かれるトラブルも起きています。

 お盆休みの真っただ中、危惧されていたことが現実となりました。
 高松市・大西秀人市長:「住所、高松市、帰省中となっていますが、現在、在住は岡山県。そして、こちらに帰省して陽性になったというものです」
 8日から高松市に帰省した20代の男子学生は臭覚異常を訴えて9日にPCR検査を行い、感染が明らかとなりました。コロナ禍の帰省を巡っては、トラブルも起きています。
 帰省した実家の玄関先で見つかった1枚の紙・・・。「なんでこの時期に東京から来るのですか?知事がテレビで言っているでしょうが!!」。手書きで書かれていたのは、5日から墓参りのため青森市に帰省していた男性を責め立てる文言。
 青森市に帰省した男性:「全く名前もなしでしょ。これを見た時にまずは憤りと、また同じことを2度、3度やるっていうのが見えているような状況ですから、やめて頂きたいという気持ち」
 男性はこれまでに2回PCR検査を受けていて、陰性だったということです。
 松江市・松浦市長:「88人が陽性となって、高校のサッカー部に関連した集団感染の発生が確認されたところです」
 高校サッカー部を中心に発生した大クラスター。学校によりますと、9日に感染が分かったのは生徒86人と教員2人の88人。これまで感染が確認されていた生徒1人と学校に出入りしていた70代男性を合わせて90人もの集団感染となります。このうち32人に発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出ています。また、感染した生徒87人のうち81人は同じ寮で生活していました。現在、感染経路は分かっていませんが、初めの感染が確認された8日から2週間ほどさかのぼると、県外への遠征もあり、鳥取県や香川県など対戦した学校ら関係者はPCR検査を行う予定です。
 松江市・松浦市長:「市民の皆様には犯人捜し、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷といったことは厳に慎んで頂けますようお願い申し上げたい」
 さらに、“接待を伴う飲食店”でも新たなクラスターが確認されました。場所は千葉県野田市の「パブ美魔女」です。感染者は20代から50代の男女10人で、内訳は従業員や利用客、それぞれ5人です。従業員や常連客についてはPCR検査をしていますが、県によりますと、連絡のつかない利用客もいるとのことです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事