3月10日、長泉町の住宅で69歳の女性が、何者かに包丁で刺され、殺害された事件で、女性の死因は刃物で傷つけられた肺に血液がたまる血気胸であることがわかりました。凄惨な事件に、付近では不安が広がっています。
(青嶋記者)「昨夜まで張られていた規制線解除され、家のすぐ前まで来ることができました。女性が倒れていた玄関はあちらで、通りからよく見える場所になっています。」
 10日午後7時ごろ、長泉町下土狩で諏訪部則子さん(69)が自宅で何者かに刃物で刺され死亡しました。警察によりますと、諏訪部さんは胸や腹など複数個所を刺され、司法解剖の結果死因は、刃物による傷が肺にまで達し肺の中に血液がたまる血気胸であることがわかりました。現場には、凶器とみられる包丁が残っていて、この包丁は諏訪部さんの自宅にあったものとみられています。諏訪部さんは、息子夫婦と3人暮らしで、事件が起きた時、息子の妻が家の2階にいて玄関の様子を見に行くと、諏訪部さんが男ともみ合いとなって倒れていて、男は逃げた、などと話しているということです。事件から2日、依然、犯人が捕まらないことに住民の不安が高まっています。
(近くの住民)「早く(犯人は)捕まってほしい。心配です、とにかく。」
 事件現場に近いこども園では、市や園の職員が入口に立ち登園する子どもたちを見守りました。町では朝の登園時間帯に現場周辺の保育園などに職員を派遣して、見守り活動を強化しています。警察は周辺の防犯カメラの映像を調べるなどし、犯人の行方を追っています。

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