金沢の上司殺害 「不満や恨みから」と供述
（石川県）
５日に金沢市で会社員の男性が殺害された事件で、逮捕された部下の男はたまっていた不満や恨みから犯行に及んだという趣旨の供述をしていることが分かった。
この事件は５日深夜、金沢市中橋町の住宅で、この家に住む中古車販売会社社員の村井康一さん（３１）が包丁で刺され、殺害されたもので、会社の部下だった岩本昇容疑者（２７）が現行犯逮捕されている。
岩本容疑者は７日、金沢地検に身柄を送られたが、捜査関係者によると、村井さんへの不満や恨みがたまっていたことから犯行に及んだという趣旨の供述をしているという。
また、司法解剖の結果、村井さんの死因は失血死で、首や胸、腹などに切り傷や刺し傷が数十か所もあった。
遺体は住宅の裏手で、仰向けの状態で見つかったが、３つの部屋に渡って血痕が付着していて、岩本容疑者が村井さんを執ように追いかけて犯行に及んだとみられる。
岩本容疑者は去年３月、村井さんから暴力を振るわれたり、包丁を突きつけられて脅されそれが警察沙汰になったこともあり、警察は過去のトラブルなども含めて詳しい動機を調べている。
[ 2012/4/7 18:17 テレビ金沢]
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