【トランプ氏銃撃】直前映像  屋根の上に容疑者が…「やることがある」事件当日の休暇申請

アメリカ・トランプ前大統領の銃撃事件をめぐり、容疑者の男が勤務先に「やることがある」と伝え、事件当日の休暇を申請していたということがわかりました。

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https://news.ntv.co.jp/category/international/9149cfd5b7894e52bc038e83ad694665

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新たに配信された、銃撃事件“2分前”の映像には…

撮影者
「誰かが屋根の上にいる!」
「見える?人が横たわっている」

演説会場が盛り上がる中、屋根の上で寝そべる男。その建物の前では、走る警察官らしき姿が確認できます。

撮影者
「何が起こっている?」

複数の人が“不審な人物”に気づき…

「警察官!」

そのことを伝えようとする声も。

「誰かが屋根の上にいる!あそこ!」

その直後、銃弾はトランプ前大統領の右耳を貫きました。

警備態勢への批判も強まる中、射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)の“計画的犯行”ともとれる行動が、徐々に明らかになってきました。

CNNによると、事件の前日、所属していた地元の射撃場を訪れていたというクルックス容疑者。

事件当日は、勤務先である介護施設の上司に「やることがある」と伝え、休んでいたことが明らかになりました。同僚には、事件翌日の日曜日には職場に戻るつもりだと、伝えていたといいます。

そして、周辺の下見のためでしょうか。事件の約3時間前、クルックス容疑者は演説会場の検査場に到着。金属探知機を通過する際、猟師たちが長距離射撃をするときに使用する、小型の距離計を持っていたため、警備関係者は不審に思ったといいます。

その後、屋上へ向かったのでしょうか─。

さらに、会場近くにとめられていた容疑者の車からは、100発近い銃弾と遠隔操作で起爆できる爆弾などが見つかったということで、捜査当局は、銃撃中に爆発を起こし、警備の目をそらそうとしていた可能性があるとみています。

一方、警備態勢をめぐっては、容疑者がいた建物の警備を“誰が担当していたか”について“主張の食い違い”が─。

シークレットサービスの長官は「容疑者が屋上にいた建物の内部には地元警察が配置されていた」と説明していますが、地元当局の関係者は「地元警察が担当していたのは隣の建物だ」と語っています。

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いまだクルックス容疑者の動機が解明されない中、トランプ氏の姿は、2日目を迎えた共和党大会の会場にありました。

注目されたのが、歓声と一部でブーイングも起きる中登場した、ヘイリー元国連大使です。トランプ氏の対抗馬として候補者レースを争ったヘイリー氏。

ヘイリー元国連大使(今年2月)
「トランプ氏は(自分を支持しない)アメリカ国民を害虫扱いする」

反トランプの“象徴的存在”とも言え、元々は招待されていなかった党大会に、急きょ銃撃事件後、トランプ氏からの要請を受け出席。そして…

ヘイリー元国連大使(日本時間17日)
「私はドナルド・トランプを力強く支持します。トランプ氏に投票するために、彼に100%同意する必要はない。この国のためにはトランプ氏を選ばなければなりません」

ヘイリー氏がこう訴えるとトランプ氏も、笑顔を見せました。

銃撃事件をきっかけに、結束を強めている共和党。ただ、銃撃事件後に行われた世論調査で支持率は、トランプ氏が43%に対し、バイデン大統領は41%。トランプ氏のリードは2ポイントにとどまっていて、有権者の考えに大きな変化をもたらさなかったとの分析も出ています。
(2024年7月17日放送「news zero」より)

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