トランプ氏 選挙集会中に銃撃され負傷

アメリカ大統領選挙に向けた共和党大会を2日後に控える中、トランプ前大統領が13日、ペンシルベニア州で行われた選挙集会で、銃撃され、けがをしました。この銃撃で、トランプ氏は右耳などを負傷しましたが、命に別条はないということです。トランプ氏は自身のSNSで「ビュンビュンという音と銃声が聞こえ、すぐに銃弾が皮膚を裂くのを感じた」と明らかにしました。大統領の警護隊によりますと容疑者は、集会場の外にある高い位置から数発発砲したとみられ、警護官に制圧され、死亡したということです。CNNテレビは、容疑者について、FBI＝連邦捜査局がペンシルベニア州に住む20歳の男と特定したと伝えています。また、この銃撃により集会の参加者1人が死亡し、2人が重体だということです。15日からはウィスコンシン州で共和党大会が開かれますが、トランプ氏の陣営はトランプ氏が参加する意向だと明らかにしました。一方、バイデン大統領はこの事件を受けて緊急で演説し、暴力行為を強く非難しました。

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