「うるさい、静かにしろ!」 入管施設「制圧」の実態 映像入手

「倒そう、制圧、制圧」。手袋をはめた制服姿の入管職員が、収容されていた日系ブラジル人男性を6人がかりで押さえ込み、「痛い、痛い」と叫ぶ男性の腕をねじり上げた。「痛いじゃねーんだよ」「うるさい、静かにしろ」。職員の大声が響き渡る。これは、男性が東京入国管理局(現・東京出入国在留管理局)に収容されていた際に職員による暴行でけがをしたとして、国に損害賠償を求めた裁判で東京地裁に提出された証拠のビデオ映像だ。入管の収容施設で、何が起きているのか。(原告側弁護士提供)2022年2月13日公開

<記事>入管施設「制圧」の実態(前編)
https://mainichi.jp/articles/20220211/k00/00m/040/249000c
<記事>収容者「制圧」の入管職員の証言(後編)
https://mainichi.jp/articles/20220211/k00/00m/040/260000c

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