下水浄化の“汚泥”から作る肥料に注文急増 価格高騰の中”格安で化学肥料も不使用”【佐賀県】 (22/10/13 12:00)

ロシアによるウクライナ侵攻や円安などの影響で、農業や家庭菜園などで使われる肥料も値上がりするなか、下水を浄化する過程で出る“汚泥”から作る肥料が注目されています。

【佐賀市上下水道局下水道施設課 江口和宏課長】
「非常に多くのお客様に、佐賀市下水浄化センターの肥料の販売所に来ていただいております」

佐賀市下水浄化センター。このセンターでは下水を浄化する過程で出る“汚泥”から作った肥料を2011年から販売しています。
ロシアのウクライナ侵攻や円安の影響で、科学肥料なども高騰する中、2022年6月ごろから汚泥肥料の購入者や販売量が急激に増えたといいます。

【白石町の購入者】
「自然に作った肥料ていうですか、化学肥料を使ってないとこが魅力だと思います」

一般的な肥料が20キロで1000円から3000円程度なのに比べ、佐賀市が販売する汚泥肥料は20キロで40円です。
この汚泥肥料は平日の午後1時から午後4時半までの間、佐賀市下水浄化センターで販売しています。

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