北海道旭川市の神居古潭で17歳の女子高校生が殺害された事件で、旭川地検は2024年7月3日に、21歳の女を殺人などの罪で起訴しました。
この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/n/stv/category/society/staec1200f961f4bf09a65c64c5fcfc43b
現場で何があったのか、少しずつわかってきました。
殺人などの罪で起訴されたのは、旭川市の内田梨瑚被告です。
内田被告は4月19日、旭川市の神居大橋で、留萌市に住む女子高校生を橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし、殺害したとされています。
女子高校生の遺体は、橋から約60キロ下流の奈井江町内で発見されました。
きっかけはSNS上のトラブルでした。
捜査関係者によりますと、女子高校生がSNSで内田被告がラーメンを食べている写真を無断で使用したことが発端となり、事件につながったということです。
中学時代は明るく、いつもクラスの中心にいたという内田被告。
しかし、卒業後を知る人はー
(内田容疑者の知人)「いまは遊んでるなって印象はあった」
(内田容疑者の知人)「歳が上がるにつれてやんちゃ具合が増している」
いまも事件現場には花が手向けられています。
あの時、何があったのか少しずつわかってきました。
(山本記者)「女子高校生を殺害する直前、神居大橋の欄干に座らせて動画を撮影していました」
橋から離れたところで見つかった女子高校生の壊れたスマートフォンには、女子高校生が橋の欄干に座らされている動画が残っていました。
起訴状では内田被告は2度にわたって欄干に座らせたとしています。
専門家はー
(元検事 高野俊太郎弁護士)「(橋の欄干に)座らせた時点で危険な状態であった。その結果、被害者が亡くなっても構わないと(検察が)認定した可能性はある」
調べに対し「女子高校生を橋に置いてきただけで落ちたかどうかはわからない」という趣旨の供述をして、容疑を否認していた内田被告。
女子高校生のスマートフォンは破損していて、警察は内田被告が証拠隠滅を図るために壊し、捨てた可能性があるとみて調べています。
地検は、内田被告とともに逮捕されていた19歳の少女も、殺人などの非行内容で家庭裁判所に送致しました。
なぜ17歳の命は奪われなければならなかったのかー
真相の解明が急がれます。(2024年7月3日放送)
#女子高校生 #神居大橋 #内田梨瑚被告 #殺人 #スマートフォン #留萌 #北海道 #stv
powered by Auto Youtube Summarize