02月19日 12時24分

容疑者から金を受け取って逮捕予定日を漏らしたとして加重収賄などの罪に問われた京都府警の元巡査長に対し、京都地方裁判所は懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

京都府警東山警察署の元巡査長、池田大助被告(41)は去年7月、監禁などの疑いで逮捕状が出ていた大津市の高橋俊行被告(49)に逮捕予定日を漏らし、現金200万円を受け取ったとして加重収賄などの罪に問われました。
19日の判決で京都地方裁判所の入子光臣裁判長は、「警察官として捜査情報を厳格に保持すべき立場にあったにもかかわらず、高額な賄賂金を受け取って捜査情報を漏えいしたことで、高橋被告が予定されていた逮捕を一度は免れ、捜査に支障が生じた」と指摘しました。
そのうえで、「警察官の職務の公正に対する社会の信頼を著しく失墜させる犯行で、厳しい非難を免れない」として懲役3年、執行猶予4年追徴金200万円を言い渡しました。
また、贈賄などの罪に問われた高橋被告に対しては、懲役3年、執行猶予4年を言い渡しました。

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