遺産なのか?それともへそくりなのか?青森県七戸町のごみ処理場で家具などを砕いたごみの中から、多額の現金が見つかっていたことが分かりました。
【工藤麻衣記者】
「家具を砕いてなんとびっくり!合計1099万円の現金が見つかりました」
現金が見つかったのは、七戸町にある中部上北最終処分場です。山積みになっているのは、粉々に砕かれた家具や粗大ごみ。
この中から、大量の1万円札が見つかったのです。砕かれたごみの中から現れた現金は、なんと100万円。
【中部上北広域事業組合 蛯名博幸さん】
「破砕作業中に、何か見慣れない封筒みたいなものが見つかった」
「他には、そのまま封筒に入っていないものが、解体中にガサっと見つかったと」
「びっくりしたと言っていました」
中部上北広域事業組合によりますと、最初に現金が見つかったのは4月4日。ごみの中から100万円が見つかりました。
その後、12日に900万円が。さらに2日後には99万円が見つかりました。
3日間での合計は1099万円です。同じ家具から出てきたものかどうかは分かっていません。
通報を受けた警察が、持ち主を探していましたが、3カ月経っても見つからなかったことから、1099万円は、最終処分場を管理する中部上北広域事業組合が全額受け取ったということです。
【中部上北広域事業組合 蛯名博幸さん】
「今、現時点では、具体的な活用方法は全く決まっていません」
この処分場では、2019年にもごみの中から現金459万円が見つかっています。
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