人口わずか9人の孤島を舞台に人間の暗部をえぐり出した衝撃の韓国映画/『ビー・デビル』予告編
[見どころ]
『サマリア』などの作品で鬼才キム・ギドク監督の助監督として修業をつんだチャン・チョルス監督のデビュー作。閉鎖的な土地で日常的に繰り広げられる暴力とそれを見て見ぬふりをする人々の問題などを描いた本作は、第63回カンヌ国際映画祭批評家週間に正式出品された際にも大きな話題を呼んだ。主演は、『チェイサー』、ドラマ『善徳女王』のソ・ヨンヒ。壮絶な暴力に耐え続けた末に残忍な行動に出る若い女性を体当たりで演じ、大韓民国映画大賞主演女優賞を受賞するなど高い評価を得ている。
[ストーリー]
ソウルの銀行で働くヘウォン(チ・ソンウォン)は、自分が抱えている問題を忘れるため、子どもの頃に暮らしていた島へ帰郷した。そこは住民わずか9人の孤島で、幼なじみのボンナム(ソ・ヨンヒ)が温かく出迎えてくれたが、他の住民には歓迎されなかった。美しい島でストレスを癒すヘウォンだったが、しだいにボンナムの無邪気な笑顔の裏に地獄のような苦しみが隠されていることを知る。ボンナムは日常的に夫から暴力をふるわれ、義弟の性のはけ口にされていたのだった。一度も島から出たことのないボンナムは、自分と1人娘をソウルに連れて行ってほしいとヘウォンに懇願するが……。
[スタッフ・キャスト]
[監督・脚本]チャン・チョルス
[出演]ソ・ヨンヒ、チ・ソンウォン
[原題]BEDEVILLED
[DATA]2010年/韓国/キングレコード/115分/R18+
(C) 2010 Boston Investments Co., Ltd. and Filma Pictures. All Rights Reserved
2011年3月26日公開
#ビーデビル#韓国映画#BEDEVILLED
powered by Auto Youtube Summarize