映画『女神の継承』(R18+)予告編【2022年7月29日公開】

『チェイサー』(2008年)、『哭声/コクソン』(16年)で、その名を轟かせた韓国映画界が誇る気鋭 ナ・ホンジンが原案・プロデュースした『女神の継承』が2022年7月29日より全国される。

 本作は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。

 その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成。タイ東北部イサーン地方を舞台にした本作は、観る者を社会の常識が通用しない戦慄の秘境へと招き入れていく…。

 この度、本作の恐るべき内容が垣間見られる予告編が解禁となった。先祖代々続く祈祷師の一族に生まれるも、呪術を信じない、若く美しい娘ミンに異変が起こり始め、そこから祈祷師一族のみならず、周囲の人々までをも巻き込んだ戦慄の映像が加速度的に展開していく。

 最初は涙目で、助けを求めるような顔でこちらを見つめていたミンだが、邪悪さを含む表現しがたい表情へと変わり、黒い体液を吐き、ついには何かが乗り移ったかのような 見るもおぞましい状態へ。さらに、闇夜で行われる謎の儀式、壁に頭を打ち付け続ける男、絶叫する祈祷師ニム、暗闇に引きずりこまれる人、血まみれの祭壇など、おぞましい映像が随所に差し込まれ理解が追いつかない。

 そして、ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』で、正体不明のよそ者を演じ、韓国のアカデミー賞といわれる青龍映画賞2冠(男優助演賞、人気スター賞)を獲得した國村隼によるナレーションにより不穏さが倍増された予告編となっている。

 國村からは「これがアジアの人々の、人と自然が対峙する世界観なのだと知らされることになる」とコメントを寄せている。

原案・プロデュース:ナ・ホンジン『チェイサー』 『哭声/コクソン』
監督:バンジョン・ピサンタナクーン 『心霊写真』『愛しのゴースト』
キャスト:サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ・グルモンコルペチ、シラニ・ヤンキッティカン
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2021年/タイ・韓国/タイ語/131分/カラー/1.78:1/5.1CH/原題:랑종/英題:THE MEDIUM /字幕翻訳:横井和子
配給:シンカ/提供:シンカ、エスピーオー/後援:タイ国政府観光庁/協力:OSOREZONE レーティング:R18+

公式HP https://synca.jp/megami   
公式Twitter https://twitter.com/megami_rangzong @megami_rangzong

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