日航機・海保機衝突事故 海保機には滑走路手前まで走行するよう指示 国の運輸安全委はフライトレコーダーを回収し解析へ

羽田空港で日本航空機が衝突、炎上した事故。

当時の様子が徐々にわかってきた。

事故発生直後の機内で乗客が撮影した映像では、外の様子とともに、「早く出してください」、「荷物を取り出さないでください」など、泣き声や叫び声が飛び交う緊迫した機内の様子がわかる。

事故は、2日午後5時47分、羽田空港で起きた。

着陸しようとしていた日本航空の旅客機と、海上保安庁の航空機が衝突、炎上した。

この事故で、旅客機の乗客・乗員379人が全員脱出したものの、15人がけが。

海上保安庁の航空機の乗員5人が死亡し、機長(39)が重傷となっている。

国の運輸安全委員会などが調査に入っている現場では、3日、燃え残った機体の一部が確認できる状況だった。

日本航空側によると、事故前、管制官から滑走路進入の許可が出ていたという。

一方、海上保安庁の機体に対しては、滑走路手前まで走行するよう指示が出ていたことがわかった。

また、事故の影響でおよそ100便欠航した羽田空港では、代わりの便を求める人たちの長い列ができていた。

徳島県に帰る男性「今、来たところでした。これずっと…。まあ2時間ほどかかるかなってところなんですけど…」

福岡県に戻る女性「福岡に(きのう)帰る予定だったけど、機内で2時間以上待っていて、結局キャンセルに…。13時(の便が)取れて、ちょっとほっとしている」

国の運輸安全委員会は、海上保安庁の航空機からフライトレコーダーなどを回収し、今後、解析して内容を確認していくとしている。

FNNプライムオンライン
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