ダウンタウン・松本人志さん活動休止「事実無根なので闘いまーす」 裁判どう進む?【スーパーJチャンネル】(2024年1月9日)

 当面の間、芸能活動の休止を発表した「ダウンタウン」の松本人志さん(60)。大阪・関西万博のPRを行う「アンバサダー」も休止する可能性が浮上しました。

■「万博アンバサダー」も休止か

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本さんが8日、芸能活動の休止を発表するなかで9日、大阪の吉村知事が松本さんに言及しました。「ダウンタウン」は大阪・関西万博のPRを行うアンバサダーを務めています。

大阪府 吉村洋文知事
「松本人志さん自身がこの裁判、事実無根で裁判で争う。その裁判の期間中はもう、芸能活動を休止されるということですから、その間はアンバサダーは当然、活動はされない、休止になると思います。事実関係が分からないですから、事実関係が明らかになった段階での判断にはなるかと思います」

 先月に発売の週刊文春が2015年にホテルで開かれた松本さんとスピードワゴンの小沢一敬さん(50)さんらが参加する飲み会に出席したとする女性の証言を掲載。

 記事によりますと、女性はゲームを口実に性的な行為に誘導されたと証言したといいます。

■「スピードワゴン」小沢さん活動継続

 9日午後、飲み会をセッティングしたと報じられたスピードワゴンの小沢さんの所属事務所がコメントを出しました。

「スピードワゴン」 小沢一敬の所属事務所から
「スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります。一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません」

 松本さんが所属する吉本興業も記事の内容を否定していました。

吉本興業のHPから(先月27日)
「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です」

 そんななか、8日に吉本興業から「松本人志の今後の活動に関するお知らせ」と題して発表があったのです。

吉本興業のHPから(きのう)
「このたび松本からまずは様々な記事と対峙(たいじ)して、裁判に注力したい旨の申し入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間、活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」

■明かされた真意 本人から申し出

 松本さん本人も8日夜に「事実無根なので闘いまーす」とSNSに投稿しました。

 一方、週刊文春はテレビ朝日の取材に対して「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数、寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば慎重に取材を尽くしたうえで報じて参ります」とコメントしました。

■波紋広がる…驚きの声も

 松本さんの芸能活動休止に芸人仲間たちなどが次々とSNSを更新し、コメントしています。
 お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさん(56)は8日、SNSを更新しました。

「さまぁ~ず」三村マサカズのSNSから
「明日は仕事始め。仕事始めなのに、松本さん。どうしたんですか…事情を知りたいです」

 「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さん(50)は9日、自身の考えを明かしました。

「ロンドンブーツ1号2号」田村淳のSNSから
「本当に事実無根であれば記者会見が良いと思う。自身のYouTubeチャンネルを開設して記者会見の全てを生配信して、編集を加えずにアーカイブを残す方法が良いと思う」

 政治評論家でタレントの東国原英夫さん(66)はこうアドバイスします。

政治評論家・タレント 東国原英夫のSNSから
「えっ?マジか!僕のYouTube動画で『名誉毀損の訴訟は勝訴しても賠償額も少なく、時間も労力も掛かるし面倒だ。しかし、週刊誌の記事が事実無根なら毅然(きぜん)と訴訟すべきである』と言わせて頂いていた」

 お笑い芸人で裁判ウォッチャーとしても知られる阿曽山大噴火さん(49)は今後の裁判について触れました。

阿曽山大噴火のSNSから
「仕事を休んでまで、裁判に集中する人なんて初めて聞いた」

 現在もテレビ番組7本にレギュラー出演するなど、お笑い界のトップを走っている松本さん。街の人からは驚きの声が上がっています。

70代女性
「えー、どうしてかな、活躍されているのにと思った」

60代女性
「バラエティー番組でトップで頑張ってる人だから、テレビを楽しみにしてる人はちょっと寂しいかなと思うかもしれないが、ちゃんとけりをつけた方がいいと思う」

20代男性
「裁判で客観的に法的な根拠を持って明らかにされるというのは、一番解決にはいいかなと思う」

■裁判どう進む? 期間は? 専門家

 今後、行われるとみられる裁判について専門家は数年間、続く可能性があると指摘します。

若狭勝弁護士
「松本さん側が裁判を起こすと、その後、1年くらいの間、双方で書面のやり取りをする。その後、裁判所が和解勧告をすることが多い。そこで和解勧告に双方が応じなければ、今度は裁判の過程において尋問、証人尋問などが行われる。そこには松本さんも裁判に出て尋問に答えるという手続きが行われ、約半年から1年近く行われることが多い。そのうえで裁判官が判決という形になると、判決までに2年前後くらいかかるのではないかと」

 さらに裁判が続く可能性もあるというのです。

若狭勝弁護士
「1審の判決が出て、それに不服の人は高等裁判所に控訴の申し立て、不服であるという申し立てができる。さらに数カ月から1年近くはまた時間を費やすことが一般的にはある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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