イスラエルとイスラム組織ハマスの大規模戦闘による死者は1500人を超え、外国人の死者も確認されています。一方、ハマスはイスラエル軍が民間人への攻撃を続けるなら、「イスラエル人の人質を殺害する」と警告しています。
パレスチナ自治区のガザ地区では、イスラエル軍によるハマスへの報復攻撃が続けられていて、これまでに687人が死亡し、3700人あまりが負傷しました。
イスラエルの国防相は食料や電力などの供給を絶つため、「完全な包囲網」を敷くと宣言。市民を取り巻く状況は、悪化の一途をたどっています。
また、イスラエル軍は日本時間のけさ、最新の被害状況について、▼ガザから発射されたロケット弾はおよそ4500発で、イスラエル側の死者は900人以上、▼けが人は2600人を超えていると明らかにしています。
被害は外国人にも及び、フランス外務省によりますと、イスラエル在住のフランス人2人が死亡、14人の行方が分かっておらず、このうち「12歳の子どもを含む数人は拉致された可能性が高い」としています。アメリカのバイデン大統領も声明で、少なくとも11人のアメリカ人が死亡したと明らかにしました。
イスラエル軍はハマスが30人以上を人質にとっていると発表。アメリカ人も含まれている可能性が高いとされますが、AP通信によると、ハマスはイスラエルがガザ地区の民間居住地に警告なしで空爆を続ければ、「イスラエル人の人質を1人ずつ殺害する」と警告しています。
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