東京都、定点あたりのコロナ感染者は11.12人 5類移行後で初の2桁(2023年8月3日)

 東京都は先月30日までの1週間で、新型コロナウイルスの患者が1医療機関あたり「11.12人」だったと発表しました。「5類」に移行してから報告数が10人を超えるのは初めてのことです。

 都によりますと、先月24日から30日までの1定点医療機関あたりの患者報告数は11.12人で、5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類になり、患者数の集計方法が変わってから初めて10人を超えました。

 11.12人の患者報告者数は前の週の「9.35人」から約1.2倍の増加で、6週連続で感染の拡大が続いています。

 専門家は「患者報告数は増加しており、高齢者などのリスクが高い人への感染拡大に注意が必要」としています。

 また、先月31日時点の入院患者数は1757人で、前の週から200人余り増加しました。

 専門家は入院患者についても「増加が目立ってきており、引き続き状況を注視する必要がある」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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