7日、台風6号の強風域に入った宮崎市では、すでに雨風の影響が出ていました。壊れた傘をたたんでいると、差していた傘が風に吹き飛ばされてしまいました。
気象庁 立原秀一主任予報官:「非常に広い範囲で長い時間、大雨が続く見通し」
宮崎市内では、朝から大雨に見舞われました。車のフロントガラスに大粒の雨が打ち付け、前がほとんど見えません。
■停電に備え…ポータブル電源が売り切れ
台風の暴風域に入る可能性が高い鹿児島県では、接近に備えて様々な準備が進められていました。
建設現場では、足場が倒れないように、台風に備えて補強作業が行われています。
鹿児島市内にあるホームセンターでは、長期間の停電に備えた1台5万円もするタイプのポータブル電源が品切れ中でした。
ハンズマン宇宿店 船津二郎店長:「元々は停電の時にエンジン式の発電機が売れていたが、最近はポータブル電源という家庭用充電器の大きい型が売れてます」
先週、沖縄が長期間の停電に見舞われたことで、備えに関する意識が高まったことが原因とみられます。
鹿児島県では、60代の女性が強風にあおられて転倒するなど、これまでに3人がけがをしています。避難所は204カ所開設され、238世帯294人が避難をしています。
これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、山や崖の近くでは、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
(「グッド!モーニング」2023年8月8日放送分より)
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