札幌市北区の国道で３２歳の男性が死亡したひき逃げ事件。車はどこへいったのか。警察は同じ時間帯に検問を行いました。
事件から一週間。現場となった交差点には花が手向けられていました。
廣瀬美羽記者）
「現場は見通しのよい直線道路です。
男性はこの横断歩道で頭から血を流し倒れていました」
事件があったのは札幌市北区太平２条１丁目。札幌駅方向へと伸びる国道２３１号上です。７月１０日の午前２時半ごろ、近くを車で通った男性から警察に「男性が路上で倒れている」と通報がありました。
倒れていたのは札幌市北区の建設作業員＝中村勇貴さん３２歳。病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。
中村さんは南に向かう車線の横断歩道上に倒れていたことから札幌駅方向に走る車と衝突した可能性が高いとみられています。
現場の国道で車一台一台に声をかける警察官。
１７日午前２時すぎ、警察は事件が起きたのと同じ時間帯に情報提供を呼びかけました。
３２歳の男性の命が奪われた今回の事件。
警察は逃げた車の行方を追っています。
＜スタジオ＞
現場は石狩市方面と札幌をつなぐ国道２３１号上です。
中村さんが倒れていた横断歩道は南方向へ向かう車が通る車線でした。このことから、警察は、中村さんが札幌駅方向へ走る車と衝突した可能性が高いとみています。
警察はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
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