ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が所有するジェット機が墜落した。乗客名簿にはプリゴジン氏の名前も載っていたという。
■墜落原因不明も…撮影者「撃ち落された」
煙を出しながら、ジェット機が機体を制御できずにゆらゆらと落下していく。地上では黒い煙が上がっていた。
辺り一帯が炎に覆われ、機体の一部だろうか、残骸らしきものも激しく燃えている。
ロシア北西部のトベリ州。23日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が所有するビジネスジェット機が墜落したのだ。
非常事態省によると、ジェット機には乗客乗員合わせて10人が搭乗していて、全員が死亡。ロシア航空輸送庁は、プリゴジン氏が搭乗していたと発表した。
墜落の様子を撮影していた人はこう話している。
撮影した人:「撃ち落された。爆音が2回聞こえた。見て見て、落ちていく」
墜落の原因は分かっていない。
ロシアメディアは、防空システムによる撃墜や機内で爆発が起こった可能性を指摘している。
■直前に反乱後初SNS投稿も…場所や日時不明
プリゴジン氏は6月の反乱後、目立った行動を避けていたが、21日に反乱後初めてビデオメッセージをSNSに投稿したばかりだった。
プリゴジン氏:「ワグネル部隊は偵察と捜索活動を行っている。すべての大陸でロシアをさらに偉大にし、アフリカをさらに自由にする。アフリカの人々に正義と幸福を」
プリゴジン氏は、アフリカにいるとしながらも具体的な国名や撮影日時については、明かしていなかった。
墜落事故はなぜ起きたのだろうか。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年8月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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