札幌市のホテルで頭部が切断された男性の遺体が見つかった事件で、29歳の女と、その父親が逮捕されました。2人が逮捕された経緯について北海道警記者室から報告です。
(山上暢記者報告)
道警で開かれていた捜査本部の会見では被疑者、容疑者の特定に至った経緯は防犯カメラの映像の解析、周辺の関係者の聞き込み、これらを要素として挙げていました。
防犯カメラについては、現場となったホテルに入室する際に被害に遭った男性とともに別な人物が映っていたということを伝えしました。そして先に1人で退出する様子も映っていた、確認できたということがありました。警察は、この人物が田村瑠奈容疑者であるとみて捜査を進めています。
一方、田村修容疑者がどのような経緯で今回、捜査線上に浮上したのか、もちろん様々な聞き込みなど要素はあるかと思いますが、具体的なところはまだ取材では明らかになっていません。
(Q.2人は共謀していたということだが、父親は犯行についてどのような役割を担っていたとみられているか?)
具体的な役割分担がどうだったのかという部分は捜査中ということですが、取材で父親の修容疑者は瑠奈容疑者をすすきのの現場周辺まで車で送り迎えをしていた可能性があるとみて捜査をしているということが分かりました。どこまで車で運んで、そしてどこで待ち合わせなどをして、どのようにして送ったかなど、この辺り具体的なところはまだ分かっていませんが、そういった役割で犯行に関わっていたのではないかとみているという部分までは出てきています。
さらに、今回は死体損壊、死体遺棄などの疑いということで逮捕されましたが、被害に遭った男性がどのように殺害されたのか、そして、この殺害にも関与しているのかどうかについても今後、慎重に調べを進めていくということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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