公選法違反疑いで逮捕された北口和皇元市議 統一地方選初の逮捕者 再起を図ったが…

先月の統一地方選で県内初の逮捕者です。4月の熊本市議選に立候補した北口和皇(きたぐち かずこ)元市議と支援者の男が公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。公選法違反の疑いで逮捕されたのは4月の熊本市議選に立候補し落選した元熊本市議の北口和皇(65)容疑者と支援者の河原龍哉(かわはら たつや)(63)容疑者の2人です。2人は、先月投開票が行われた熊本市議選で北口容疑者への投票を呼びかける法律で認められていない文書を封筒に入れ選挙区内の世帯に配った疑いがもたれています。記者「午後5時15分です。北口元市議の自宅に捜査員が一斉に入っていきます」県警は1時間ほど前から北口容疑者の自宅で家宅捜索を始めています。警察によりますと違法な文書は選挙期間中に、郵便で数千枚送られていたということです。河原容疑者は北口容疑者の支援者で文書の発送作業にも関わっていたとみられています。警察の調べに対し北口容疑者は「よくわかりません」と話し河原容疑者は「発送はしたが封書の中身は知らない」と供述しているということです。北口容疑者は1991年に初当選後市議を7期務めましたが、不当要求行為などを問われ議員辞職勧告の決議を3度受け、2018年には兼業禁止を巡り議員を失職。その後、復職したものの、逆風にさらされ続けました。北口容疑者(2019年3月)「本当に申し訳ありませんでした。悔い改めて頑張って参りたいと思います」北口容疑者が再選を目指した前回2019年の選挙は支持者への謝罪から始めましたが惨敗。今回の選挙で再起を図りましたが、落選していました。先月の統一地方選での逮捕者は県内で初めてです。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/510904

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