総務省は高市大臣が「捏造(ねつぞう)」と主張している放送法の「政治的公平」に関する行政文書について、関係者が「原案を作成した認識はある」と証言したとする調査結果を国会に提出しました。
総務省は22日、参議院予算委員会の理事懇談会に行政文書を巡る追加の調査結果を提出しました。
行政文書には、2015年2月13日に総務省の幹部が放送法の「政治的公平」の解釈などについて、当時の総務大臣だった高市氏にレク=説明を行ったと記されています。
これについて総務省は、関係者から「原案を作成した認識はある」「(部下に)しっかり作成してもらっていた記憶があり、それほど多くの修正は必要なかった」との証言があったと報告しました。
立憲民主党・石橋参院議員:「きょうの文章を見れば、完全に高市大臣のおっしゃっていたことは崩壊したと言わざるを得ないと思っています」
一方で「文書にあるような内容の大臣レクがあったとは思わない」といった証言もあったということです。
総務省は2015年2月13日に「放送関係の大臣レクがあった可能性が高い」としたものの、この時期に「政治的公平」の解釈を巡るレクがあったかどうかは「確認できなかった」としています。
また、当時の礒崎総理補佐官による安倍総理大臣への「レクはあったと考えられる」とした一方、「内容については、正確性の確認はできなかった」と報告しました。
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