7月の「超過死亡」14道県で増加 厚労省分析(2021年10月21日)

 国立感染症研究所は新型コロナの第5波が広がっていた7月に死亡した人の数が14の道県で平年より多かったという分析結果を発表しました。

 分析結果は、厚生労働省で開かれた新型コロナの専門家会合で発表されました。

 今年7月に死亡した人は過去4年間のデータから予測された死亡者数よりも14の道県で多かったということです。

 この分析手法は「超過死亡」と呼ばれ、北海道がおよそ300人と最も多く、神奈川県と福島県では170人程度の超過死亡がみられました。

 7月は新型コロナの第5波が広がり、全国的に感染者が増えていた時期でした。

 分析にあたった鈴木基感染症疫学センター長は「新型コロナの流行のほか、医療の逼迫(ひっぱく)でコロナ以外の死亡も増えた可能性も考えられる」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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