イタリア現地時間で4月29日、「第24回ウディネ・ファーイースト映画祭」でゴールデン・マルベリー賞(生涯功労賞)を受賞した映画監督の北野武が、『ソナチネ』(1993年)の公式上映前にオンラインで観客にあいさつした。
北野監督は、スーツも新調して成田空港まで行き、離陸を待つばかりだったが、ウディネに到着するまでの距離と、現在も継続しているロシアとウクライナの戦況などを考慮し、無事に自分が帰国できるか不安になったということで、現在進行している自身の新作映画の編集を止めるわけにはいかないと再考し、渡伊を断念する苦渋の選択をした。
現地の会場の大画面に北野監督の姿が写し出されると、、約1000人の観客から大きな歓声と拍手が起こり、一部のファンは立ち上がって歓迎。その様子をオンライン越しに見た北野監督も、手を振り返しながら、ニコニコと和やかにあいさつをした。
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