今回の改定は、おととしハザードマップが見直され、被害が「これまでの想定より早く遠くまで及ぶ」とされたことを受けたものです。
新たな避難計画では、溶岩流の到達まで3時間以上と、避難に比較的余裕のある地域では、「徒歩」での避難を原則としました。
従来の「車」で避難した際の渋滞で逃げ遅れるリスクを避けるためだということです。
また、「火山灰」というリスクもあります。
火山灰が積もった道を車で走ると、タイヤが埋まったり、滑ったりして動けなくなる恐れがあります。火山灰が予想される地域では、原則として「車」を使わずに、頑丈な建物へ避難するとしています。
一方、大きな噴石が飛んでくるなどの危険がある地域では、噴火の可能性が高まった段階で「車」で避難することとしました。
山梨県・長崎幸太郎知事:「この避難計画を実現するため、住民の対話などに時間をかけ、官民が一体となり、逃げ遅れゼロの達成を目指してまいります」
(「グッド!モーニング」2023年3月30日放送分より)
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