全国旅行支援再開・クーポン券電子化に複雑

政府の「全国旅行支援」の広島版「やっぱ広島じゃ割」が10日から再開しました。新たに始まったのが「クーポン券」の電子化ですが、対応に追われる店も見られました。

再開した「やっぱ広島じゃ割」…。買い物などに使える「クーポン券」が、これまでの「紙」から「電子化」されました。

■北海道からの利用者
「(やっぱ広島じゃ割が) 始まるのを待ってすぐやりました」

宮島のこの製菓店には、名物の油で揚げた「あげもみじ」を目当てに多くの観光客が訪れます。
今回の「広島じゃ割」では、クーポンの電子化への対応に手間取ったと言います。

■紅葉堂・竹内佐和子専務
「(アプリの)登録にはとっても時間がかかってバタバタしたんですけど、もともと電子決済は対応していたので混乱することは 今のところないですね」

店頭で読み取る客電子クーポンは、ふたつの利用方法があります。ひとつは客がスマートフォンで店のQRコードを読み取る方法…。

もうひとつは、印字したQRコードを店が端末で読み取る方法です。スマートフォンを持っていない人や、修学旅行中の児童生徒の利用を見込みます。
しかし、QRコードを読み取る端末がない店では、紙のクーポンを     利用できません。
宮島で開運商品などを扱うこの店も、売り上げの減少を懸念します。

■開運処仁舎・石田純子さん
「前回の紙クーポンがものすごく好調でたくさんのお客様に来てもらえたので、やっぱりがくっと減るんじゃないかなと思うんですが 今のところまだ(端末の導入は)検討中です」

観光地にとって、2月から3月は閑散期です。この時期に始まった「やっぱ広島じゃ割」に期待を寄せる一方、新たな機器導入へのためらいも見られます。
(2023年1月11日放送)

#広テレ #広島県 #全国旅行支援 #じゃ割
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