「薬局で薬買い飲ませた」 京都・女子大生タリウム殺害疑い

京都市で、大学生の知人女性に毒物の「タリウム」を飲ませて殺害した疑いで逮捕された男は、警察に対して「薬局で薬を買って飲ませた」と逮捕前に話していたことがわかった。

京都市の不動産賃貸業経営の宮本一希容疑者(37)は、2022年10月、知人で大学生の濱野日菜子さん(当時21)の自宅でタリウムを飲ませ、殺害した疑いが持たれている。

調べに対し、宮本容疑者は黙秘している。

警察によると、濱野さんは両親が病院に連れていき、入院から3日後に死亡したが、両親に体調不良の連絡をしたのは、宮本容疑者だった。

捜査関係者によると、宮本容疑者は逮捕前、任意の調べに対し「濱野さんの体調が悪くなり、薬局で薬を買って飲ませた」と話したという。

警察は、宮本容疑者が介抱を装った疑いもあるとみて捜査している。

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