ラジオドラマ 『私、がんサバイバー』 2017.3.6放送

出演:
内山絢貴、関秀人、風太郎、阪東浩考
千葉猛・関岡香・高井美紀
上田悦子・松川浩子(MBSアナウンサー)

厚生労働省の調査では、がんと診断された人のうち会社などに勤めている人のおよそ3割が退職したり、あるいは解雇されています。自営業などの場合は、およそ1割の方が廃業しているそうです。

ドラマはでき過ぎで、実際はもっと休みを取るのも大変だし、抗がん剤の副作用も激しいのに、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、仕事の内容や、がんの治療方法などの違いで、闘病生活は人それぞれです。ただ治療にはお金がかかりますし、「仕事に戻りたい」という前向きな思いが、つらい痛みを少し和らげてくれることもあるかもしれません。

MBSは、「まずは、上司や会社の人事に相談して、治療と仕事を両立させる方法を探してみませんか?」と思います。このドラマの主人公もそうであったように、がんがわかった当初は混乱し、仕事との両立はとても無理だと思いがちです。

しかし、職場の理解や工夫次第で、治療をしながら仕事を続けることが可能な場合もあるのです。
一人では難しい場合には、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている「がん相談支援センター」が、就労についても相談を受け付けています。悩んでいる方はぜひ、検討してください。

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