週明けの外国為替市場で円相場は一時、1ドル=149円台後半に下落したあと、145円台に急騰する変動の激しい相場となりました。市場からは、再び為替介入が実施されたとの観測が出ています。
24日の円相場は、わずか10分足らずで4円以上も円高に動き、またすぐに円安方向に戻るという不安定な相場となりました。
現在は1ドル=149円目前となっています。
24日朝の円相場は一時、1ドル=150円近くまで円安が進んだあと、10分足らずで145円台に急騰しました。
市場からは再び「円買いドル売り」の為替介入が実施されたとの観測が出ています。
鈴木財務大臣は24日の介入の有無についても、明言を避けました。
――Q.145円台まで円高進みましたが?
鈴木財務相「朝と同じ。特にコメントありません」
市場関係者からは、「円安の要因となっているアメリカと日本の金利差が解消されない限り、介入の効果は限定的」との声や、今週金曜日の金融政策決定会合とその後の黒田総裁の会見次第で、再び円安が加速し、為替介入が行われるのでは、と懸念する声も出ています。
(2022年10月24日放送「news every.」より)
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