緊急事態宣言が出されてから5週間になりますが、14日に39の県で宣言が解除されました。今後、私たちの暮らしはどう変わっていくのでしょうか。

 安倍総理大臣:「本日、関東の1都3県、関西の2府1県、そして北海道を除く39県について緊急遺体宣言を解除することに致しました」
 長かった緊急事態宣言が一部、解除されることになりました。解除される県は39。解除された愛媛県では松山市内の病院で医療従事者や患者など、20人が感染する集団感染が発生していましたが、感染経路の徹底的な調査を条件に了承されたとのことです。
 安倍総理大臣:「2週間前と1週間前を比べ、新規の感染が減少傾向にあること。直近1週間の合計で10万人あたり0.5人以下に抑えられていること。さらには、感染経路が分からない感染者の発生状況など、総合的に判断することと致しました」
 一方で、緊急事態宣言が継続されるのは北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫。
 安倍総理大臣:「(解除されなかった8都道府県には)まだリスクが残っていると考えます。引き続き気を緩めることなく外出自粛などにご協力をお願いします。地方への移動も控えて頂きたいと思います」
 政府が示した解除の基準は、直近1週間の新規感染者が10万人あたり0.5人。つまり、人口1400万人の東京を例にすると、週70人。一日あたり10人となります。解除が見送られた東京都が14日に発表した新たな感染者は30人。
 東京都・小池知事:「まず39県が解除されたということで、そこには残念ながら東京は入っていません。もうあと、ひと頑張り、ふた頑張りしなくてはいけないなと。目指す新しい生活、新しい日常というものがどういうものなのか、これについてはあすにも示したい」
 しかし、解除されなかった自治体のなかでも、大阪府は休業要請などの解除を判断するための独自基準「大阪モデル」を1週間連続で達成したと発表。解除されなかった各自治体でも、それぞれの状況は違うようです。
 国は緊急事態宣言継続したところも21日に再度、解除するか否かの判断を行う予定です。日本全体で解除へと向かうなか、こんな声も・・・。
 神奈川県・黒岩知事:「神奈川県は解除されませんでした。これはもう、やむを得ないことだなと思っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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