財務省は、今月行った外国為替市場への円買いドル売り介入について、過去最大の2兆8000億円余りだったことを発表しました。
財務省は、22日夕方に為替相場が一時、1ドル=145円台となった際に、およそ24年ぶりに円買いドル売り介入を実施したことを明らかにしています。
財務省が月末に公表する外国為替平衡操作の実施状況によりますと、その際に投じた資金は2兆8382億円でした。
円買い介入としては過去最大です。
円相場は一時5円以上変動し140円台前半まで上昇しましたが、30日午後7時現在、144円台半ばと介入前の水準に近付いています。
鈴木財務大臣は、投機的な動きがあれば追加の介入も辞さない姿勢を見せています。
しかし、円買いの資金は、政府が保有する外貨準備を充てるため、介入には限度があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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