ワクチン接種の陰性証明 手ぶらで提示の実証実験(2021年10月21日)

 新型コロナで落ち込んだ経済活動の回復に向けて、ワクチン接種や検査での陰性証明を、紙やスマートフォンを使わずに提示する実証実験が始まりました。

 ワクチン接種や陰性証明は、現在、紙で提示されていますが、偽造やなりすましなどのリスクが指摘されています。

 実証実験では、事前にワクチンの接種履歴や陰性証明、指静脈の情報を登録します。

 建物などの入り口に設置された機械に3本の指をかざすと、2、3秒で照合作業が完了します。

 人によって異なる指静脈の情報は、復元できないように暗号化されるということです。

 鹿島建設や日立製作所など5社は、デジタル庁が推進するワクチン接種の履歴データとの連携も図りながら実験を進めたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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